外の現象との付き合い方。
親子関係、友人関係、職場での人間関係、とにかく全般的に、人が関わることに関しては悩みが尽きない物ですよね。
ではなぜその悩みが起きるのでしょう。
物事の本質は常に内側にあります。
内側とは、自分自身の魂
すなわち意識です。
例をあげますと、今このブログを読んでいる方は、スマホやPCを使っているかもしれません。
その時に、読者の方は今、このスマホやPC自体に意識が向いていることになります。
この文章を読んでいることになります。
では、読者の方はその間、ご自身が履かれている靴下を履いている事に意識は向いていたでしょうか?
これは他にも当てはめることができます。
これを文章で簡単に表すと、
人は常に意識した物事しか見えていないということです。
なので、内側で意識しているものしか、外側に現れないのです。
つまり、悩みも全て自分が意識して作り出しているものになるのです。
自分自身の性格だったり、過去の経験だったりで、無意識的に嫌だなと思う時があるとします。
そうすると、その嫌な役を演じる人が周りに現れます。
ただ「この人嫌だなー」と思うだけでは、現象は解消しません。
場所を変えても、自分の意識が変わっていないと何度も同じ役の方が現れます。
この時に一番大切なのは自分のことを理解することです。
なぜこの人は、嫌なことをするのだろう?
この手段を使って何を自分に伝えようとしているのだろう?
こういう視点が大切になってきます。
ただ嫌な人と思考を止めるのではなく、自分自身に質問をするのです。
どうして、この人の事を嫌だと思うのか。
何故それが嫌だと思うのか。
自分はその人にどういう風にしてほしいのか。
その出た答えが、自分自身の求めているものだったり、
元々自分が持っていた考えだったけど許せない所だったり、
小さい頃の辛い経験をした癒されていない自分自身が訴えてるという風に見えてきます。
それが見えてから、初めて、自分にしてあげることが、やることが出てきますので、それをしていく内に、外側の嫌なことも気にならなくなっていきます。
ただ理解するだけでも外側の現象の捉え方が変わることもあります。
ぜひ試してみてください。
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